去年、誓った。2025は、少なくとも五回は会いに飛んで行くって。8月9日が、その五回目だった。

今は、2026は少なくとも十回は会いに飛んで行くって誓う。でも、もう君を見ない。誰も見ない。君の心が向かう場所だけを見る。

安心して、みんなの太陽でいてね。私は、自分の役目を果たして、君を輝かせる。たとえ、もう私の声が届かなくても。これが、私にできるいちばん大きくて、でもささやかな誠意。

君の動線は、全部覚えた。踊る時の表情、体のリズム、歩く時の幅。全部、脳に刻んだ。他の人に笑う時や、返事する時の理屈も、ちゃんと分かってる。

私は、君の声だけ聞いていたらいい。ほんの一瞬でも、本当に楽しそうな声が聞こえたら、それだけで、安心して帰れる。