日本テレビ系 11月11日(金)後9・00~11・24
平凡な高校生が、米国帰りのギターの天才と出会い、ロックバンドで才能を開花させる。マンガ原作の、マンガみたいな物語だ。
天才ギタリストに、美人で生活感ゼロの妹。上半身裸のベーシスト、ケンカ好きなラッパー。そんなウソくさいキャラクターたちを、佐藤健、水嶋ヒロ、向井理ら若手のイケメンたちが演じている。実に薄っぺらい。
実に薄っぺらい。ついて行けないかと思ったが、次第に引き込まれ、いつしかイケメンたちに共感していた。彼らの感情の起伏が、テンポよく、映像として明確に描かれているからだろう。
マンガ的であることは、悪いことではない。むしろ、感情表現の重視と記号的描写というマンガ的な特徴が、この作品の魅力になっている。堤幸彦監督はクライマックスで、マンガ的表現の究極とも言える、アクロバチックな「省略」も見せる。ここまでやれば、すごい。堤監督の真骨頂というしかない。
看來可以看看這個DVD了......不知不覺是過了一年了.....