います。
今回は学問の神様文昌帝君(日本の菅原道真に相当な神様)ご紹介いたします。
台湾の新学期は9月なので、受験シーズンは7月となります。
その時、大勢の学生さんが良い成績になりますと願うため、
この神様にお参りに来ます。
その際、備え物はセロリー、葱、大根、粽、が必ず用意します。
理由ははご存知でしょうか?
実はそれぞれの意味があります。
1)セロリーは漢字では【芹菜】と言います。そして勤勉の勤と芹は発音が同じなので、縁起が良いと言われてます。
2)葱は北京語の発音と聡明の聡と同じ発音です。(頭が賢くになれますようにと)
3)大根は台湾語で(ツァイタオ)【菜頭】と言い、台湾では好彩頭(縁起が良いという意味)が有るため、同じ縁起が良いと言われています。
4)粽は北京語でパオツォン【包粽】と言います。これと【包中】(必ず当たるの意味)と同じ発音です。
以上の4点をお揃いなれば、絶対合格...かも?
「文昌帝君」は道教の神様です。学生や学問にたずさわる者に加護してくださる神様として、台湾の人々に崇められています。その「文昌帝君」を祀る「文昌宮」は、日本で言えば菅原道真を祀る「天満宮」に似ています。
この日は日曜日でもありましたから、受験祈願の親子の姿も見えました。受験シーズンには、「文昌宮」は、親子連れでいっぱいになるそうです。