御招霊 - Wikipedia先祖が帰ってくるのに道が暗いと困るので明かりを持って迎える意味を持っている。迎え火に対して、お盆の後にあの世に戻って行く先祖の霊を送り出す送り火に相対するものである。
旧暦の7月15日のお盆前の13日に行われた行事で、村落の数人の青年がやっと持ち上げられる程の重さの大きな松明(たいまつ)をそれぞれが持ち、大きく振り回して練り歩くものである。
直径7-10センチ程の太さ、背丈の1.3-1.5倍程の長さの孟宗竹に稲藁(いなわら)や麦藁の束を縛り付け、火を付けて松明とする。
また火持ちを良くするために杉の葉なども混ぜることがある。