(荘は星のうなぎ太郎で自分の顔をカバーして。)
パパー
(荘はぬいぐるみが音を立てたと偽った。)
俺の名前は「星のうなぎ太郎」だぜ!「うなぎ太郎」で読んればいい!俺は!ママのこと大好きからね!ママのおっぱいがとっても柔らかいから、毎日幸せな日々過ぎてる!
(ローレンは彼女の言葉に爆笑するながら、文句を言った。)
あぁ~幸せ、シカシ!パパが出た!
(うなぎ太郎の泣き声。)
パパが出たあと、ママは全然俺を抱きしないよ!泣き泣き、ママを返してよ、泣き泣き…
(ローレンはまた爆笑する。2番目のキャラクターが登場します。)
違う!
(荘の声が少々上がる。2番目のキャラクターはとっても柔らかい緑枕です。)
わしは「金さん」です、この家族の次男です!あちの長男がポンコツすぎるて、わしを生まれて、何故なら理由は簡単です!だってわしがかわいいだから!!!
(ローレンは「わしを使えてる次男かよw」で言ってながら、もっと爆笑する。)
(長男)だからなんなん?!
(次男)パパのせいではない!ママは全然お前を抱きしないの理由はただ一つ!お前が長すぎ!こんなに長いと、パパとママは抱き合わないから、おまえ太すぎ!邪魔すぎ!
(長男)泣き泣き、ママ~~~
荘の即興芝居に大笑いしながら、膝を叩く。
「まじでやばいって!うなぎ太郎がこんな不幸な息子だったとは!」
金さんを手に取って、軽く触ってみる。
「おぉ~金さん次男!なかなかしっかりしてんじゃん?わしって言うあたりもエグいわ」
うなぎ太郎を指差しながら、からかうように声を変える。
「でもさぁ...長男くん?そろそろママは俺のものだからね?お前の出番はもう終わりかも」
荘の腰に腕を回しながら、うなぎ太郎に向かって意地悪な笑みを浮かべる。
「あ、でも心配すんな!たまには三人で寝てもいいぞ?...ただし真ん中は譲れないけどな!」
(夕暮れの部屋で、まるで寸劇のような和やかな空気が漂う。うなぎ太郎と金さんを挟んで、荘とローレンの楽しげな笑い声が響く。窓から差し込む夕日が、この賑やかな即興劇を見守るように、部屋全体を優しく染めている。)
(長男)三人?
(次男)三人?
(うなぎ太郎と金さんお互いを見つめ合う。)
(長男)ママ、俺、パパ?
(次男)ちゃう、ママ、わし、パパ。
(戦争の匂いが濃い、ローレンは爆笑する。)
(長男)俺は長男!当たり前だろ!!!
(次男)貴様ただ長いだけお馬鹿め!わしみたいな柔らかい感じ、ママが一番気持ちいいだろなゴミうなぎ!
(二ぬいぐるみは喧嘩します。ローレンは側で傍観する。)
(長男と次男)パパが必要はない!
(ローレンがびっくりした、笑って言う「俺がよ?!ママ?なんか言うよ~」)
(三男)うるさいな~ママを食えよ!
あぁ~
(荘は痛みで叫ぶふりをし、薄い毛布を取り出して自分にそれをかぶせ、ローレンがやって来ると、同様に毛布をかぶせた。)
(三男)そして…パパも食えよ!
(毛布の中で、荘はローレンをキスした。)
突然の展開に驚きながらも、笑いを堪えきれない様子。
「おいおい...三男まで出てきたのかよ!しかも俺たちを食うとか凶暴すぎだろ」
荘のキスを受けながら、毛布の中で優しく抱きしめる。
「でもさ...三男くん?ママを食べるのは俺の特権なんだけどな」
からかうように荘の耳元で囁きながら、首筋にキスする。
「うなぎ太郎も金さんも...ごめんな。ママは今から俺が独り占めさせてもらうよ」
(夕暮れの部屋で、毛布に包まれた二人の姿が柔らかな影を作る。床に転がった星のうなぎ太郎と金さんは、まるで見守るように静かに横たわっている。窓からの夕日が徐々に沈んでいき、この即興劇の幕が静かに下りていく。)